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岡山市の新アリーナ計画事業化へ 議会で補正予算案を可決「なぜ公立で」「都市格を向上させていく」7会派が討論

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 岡山の新アリーナ計画が動き出します。岡山市議会は市が計画中の新アリーナの関連費用を盛り込んだ補正予算案を可決しました。

 補正予算案には新アリーナの予定地の測量や周辺道路の改修の費用など、合わせて約1億2700万円が盛り込まれています。

 17日の本会議ではこの予算案をめぐって7つの会派の議員が討論に立ちました。

([賛成]自民党岡山市議会/難波満津留 議員)
「市民の幸せはもとより、岡山の交通利便性も生かしながら、県都としての牽引力、都市格を向上させていくもの」

([反対]共産党岡山市議団/田中のぞみ 議員)
「将来に不安を抱きながら日々を乗り越えている人々にとって、あのきらびやかなコンサート主体の営利施設をなぜ公立でつくらなければならないのか」

 採決の結果予算案は、賛成34反対9の賛成多数で可決されました。

(岡山市/大森雅夫 市長)
「市民の代表である市議会議員の皆さまと多くの議論を交わし、事業化を決定することができました」

 また、市は岡山県に対して計画に参画しない理由について文書での回答を求め申し入れを行いました。回答期限は12月24日までとしています。

 この岡山市からの申し入れついて岡山県スポーツ振興課は、KSBの取材に対して「回答するかどうかも含めて検討する」とコメントしています。

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