国立ハンセン病療養所「大島青松園」がある高松市の大島の将来的な在り方を考える2回目の会議が17日、開かれました。
ハンセン病患者の強制隔離の歴史がある高松市の大島。国立ハンセン病療養所「大島青松園」の入所者は2014年の80人から29人まで減り、平均年齢は88歳です。
入所者がいなくなった後に島をどうするかなど、大島の未来を考えようと2回目の会議が開かれました。瀬戸内国際芸術祭総合ディレクターの北川フラムさんや、入所者、香川県の職員ら15人が参加しました。
(大島青松園入所者自治会/野村 宏 副会長)
「海水浴とかはできないんですかね、キャンプ場を作ればものすごい人が集まるんじゃないかと思うし」
(大島青松園入所者自治会/森 和男 会長)
「原則として療養所全体を残していただく」
会議では1回目の意見を元に、島をどう活発化するか、人権啓発の場としてどう活用するかを話し合いました。
入所者が減る中、医療・介護サービスをどのように維持するか、入所者がいなくなった後の施設の荒廃をどう防ぐのか、などの課題が想定されています。
17日の会議では、療養所施設を一般に開放して自然を活かしたリハビリ専門病院にする案や、有人の島であり続けるため関係者がセカンドハウスとして住む案などが出ました。また島の歴史を後世に伝えるため、「語り部」を育成するべき、という意見も出ました。
(大島青松園入所者自治会/森 和男 会長)
「提案していただいたことが絵にかいたような餅になりそうな気がいたしますから、ちゃんと法律で裏付けをしていただいて」
2026年4月以降に大島の生活環境など現状を視察し、次の会議で将来構想について考える予定です。