だしに欠かせないイリコ。そのカタクチイワシの漁が、香川県観音寺市の伊吹島で15日、解禁になりました。一方で、中東情勢による重油高騰の影響も出ています。
(松木梨菜リポート)
「今、オレンジのホースで吸い込んでいるのはカタクチイワシです。ホースをつたって作業場に運び込まれます」
加工場に運び込まれたのは、讃岐うどんのだしなどに使われるカタクチイワシ。
15日、観音寺市の伊吹島で漁が解禁されました。
島の15軒の網元が瀬戸内海の燧灘で漁をします。2隻の船で網を引き、魚の群れを追い込みます。
水揚げされたものは塩を加えた海水でゆでて乾燥機にかけ、早いものは翌日には箱詰めされるということです。
初日の漁獲量は?
(山一水産/三好康一郎 社長)
「去年と比べたらましなほうでも、例年と比べたら半分以下ぐらい。ものは今年のはいいと思う。これはうどん(だし)にちょうどいいと思う」
伊吹漁業協同組合によりますと、2025年のイリコの生産量は1368tと、多い時と比べて500tほど減りました。
また、船や乾燥機の燃料には重油が使われていて、この重油の価格が2025年に比べて1.5倍ほどになったということです。
(山一水産/三好康一郎 社長)
「去年と比べてリッターで60円ぐらい高いかな。(Q.1日で言うとコストどれぐらいアップ?)取る量にもよるけど、30万~50万ぐらい」
組合によりますと、初日の15日は燃料費削減のためなどで早めに漁をきりあげる網元もあったということです。
(山一水産/三好康一郎 社長)
「重油がなくて商売できないというよりはましかな」
伊吹島のカタクチイワシ漁は9月中旬まで行われる予定です。