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激減しているイイダコを増やせ 瀬戸内海に卵を放流 香川

 激減しているイイダコを増やそうと、高松市の漁協が12日、瀬戸内海に卵を放流しました。

 香川県はメスのイイダコが貝殻に卵を産みつけた産卵床や稚ダコを育成しています。12日は、高松市の庵治漁協が育成した123個の「産卵床」を高松市庵治町の沖合に放流しました。合わせて約3万個の卵が入っているそうです。

 2025年の暑さでイイダコの餌である二枚貝などが減った影響か、メスのサイズが小さく、卵の数も少ないそうです。

 香川県によりますと、県内のイイダコの漁獲量は2002年に約199.3tありましたが、2009年から激減しています。海水温の上昇で餌が減ったことやイイダコを捕食する魚が増えたこと、漁や釣りで取り過ぎていることが原因とみられます。

 香川県の水産試験場などが2021年から産卵床の放流や漁の制限を設けるなどし、漁獲量は少しずつ回復しています。

 庵治漁協は2025年からふ化したイイダコの「隠れ家」になるよう、カキ殻で作ったシェルターも放流しています。

(庵治漁協 底曳網漁業部会/額田善光 部会長)
「やはり自然が相手なのでこれだけはもう私らではちょっとどうしようもないので、(卵が)よくふ化して成魚になってくれるのを期待するしかありません」

KSB 報道
執筆:KSB報道
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