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テニス男子団体の全国大会で岡山県勢初の優勝 春夏連覇を狙う関西高校の2人のエース【青春のキセキ】

 岡山・香川の頑張る高校生を応援する「青春のキセキ」です。今回は、春の全国選抜で初優勝を果たした関西高校テニス部を紹介します。夏のインターハイも制し、春夏連覇を目指します。

 1953年創部の関西高校テニス部。部員は16人で、このうち10人が県外出身です。

 2026年3月、福岡市で開かれた「全国選抜高校テニス大会」。男子団体戦決勝で三重県の四日市工業高校を下し、この種目、岡山県勢初の優勝を果たしました。

 全国選抜で全試合、シングルスの1番手を任され優勝に大きく貢献したのが、3年生のエース、稗田光(ひえだ・ひかる)選手(17)です。

(稗田光 選手)
「僕の強みは、サーブからの攻めの展開」

 184cmの身長を生かしたビッグサーブで相手を翻弄します。

(稗田光 選手)
「(Q.何キロくらい出た?)たぶん400キロくらい(笑)。180キロくらいですね」

 サーブで崩し、フォアハンドで攻め切る形を得意としています。

 もう1人のエースが2年生の三好碧生(みよし・あおい)選手(16)です。

(三好碧生 選手)
「インターハイでも優勝するチャンスがあると思うので、優勝目指して頑張る」

 三好選手は、岡山県高校総体のシングルス決勝で稗田選手を破って優勝しています。

Q.どんな関係?
三好選手「稗田君はエースです」
稗田選手「三好君もエースです」

 春に続き夏も全国の頂点を狙う関西テニス部。大切にしているのは、選手の自主性です。

 練習時間は1日約3時間で、私立の強豪校としては決して長くはありません。。週に1度は休養日を設けています。

(前崎直哉 監督[29])
「決められた時間の中で何か1つでも上手くなったと言えるものを子どもたちと見つけていけれたら」

 さらに月に2度の「トレーニング」も強さの秘訣です。

 インターハイのシード権獲得につながる中国大会を6日後に控えたこの日。選手たちは徹底的に体を追い込んでいました。

 厳しい練習の後は……ボリューム満点のラーメンです!

 部員16人中10人が寮生活を送る関西テニス部。チームでの外食も大切なリフレッシュの時間です。

(前崎直哉 監督)
「(Q.アスリートらしくない食事だが?)目指していた大会が一通り終わった時くらいに、リフレッシュの意味も込めて寮でたまにピザパーティーとかもする」

 監督は就任8年目の前崎直哉さん、29歳。選手からは「直哉さん」と呼ばれています。選手たちはいつも自然体で監督と向き合っています。

稗田選手「これうまい」
前崎監督「それうまいな、パインのやつ」
記者「普段からこの距離感?」
稗田選手「はい」
前崎監督「きのう2人で歩いてマック行ったもんな」
稗田選手「行きました。きのうちょっと調子悪くて落ち込んでいたら誘ってくれた」
前崎監督「態度に出るんで」

 6月21日に行われた中国高校テニス選手権の団体戦決勝。インターハイのシード決めの参考となる大切な一戦です。

(前崎直哉 監督)
「選抜優勝しているが、ここで当たり前に勝てるわけでない」

 対戦相手は、広島県1位の強豪、精華学園宮島校です。

 試合はシングルスに三好選手と稗田選手、ダブルスに金子・住田ペアが出場。3試合を同時に行い先に2勝したチームが勝利です。

 まず勝利したのは、シングルス2の稗田選手。得意のサーブとフォアハンドで攻め抜きました。

(稗田光 選手)
「自分自身は納得いくプレーができて良かったが、チーム全体としてまだまだ意識しないといけないことはたくさんあると感じたので、これから頑張ります」

 さらに、ダブルスの金子・住田ペアが要所を締めるプレーで2勝目をあげ、関西はこの大会4連覇を果たしました。

 一方、シングルス1の三好選手は、海外経験豊富な広島県の1位選手と対戦。互いに一歩も譲らない展開で試合は途中で打ち切りとなりました。

(三好碧生 選手)
「自分のプレーをよくしてインターハイ優勝できるように頑張ります」

 インターハイのテニスは8月1日、奈良県で開幕します。

(稗田選手と三好選手)
「僕たち2人で勝って、全部勝って優勝します」

(2026年6月24日放送「News Park KSB」より)

KSB 報道
執筆:KSB報道
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