岡山・香川の頑張る高校生を応援する「青春のキセキ」です。今回はバドミントン界期待の新星を紹介します。高校1年生で年代別の「日本代表」に選ばれ、世界に挑みます。
倉敷中央高校バドミントン部2年の渡邉柚乃選手。中学時代は全中で準優勝し、高校入学後も2026年3月の選抜で1年生ながら優勝するなど世代のトップを走ってきました。
そして、2026年1月。
(倉敷中央/渡邉柚乃 選手)
「U24の日本代表に選んでいただいたときには正直うれしかったんですけど、おどろきの方が大きくて」
2025年、日本バドミントン協会が新設した24歳以下の日本代表に。2032年のブリスベンオリンピックを見据えたU24代表に、渡邉選手は当時1年生ながら高校生で唯一選ばれました。
(渡邉柚乃 選手)
「このチャンスをものにして少しでも上の大会に出ていい結果を残せるように頑張りたいと思っています」
渡邉選手は日本代表として活動しながら週に6日、高校で練習に励んでいます。この日の練習相手は倉敷中央OGの吉川天乃選手。2022年のインターハイで優勝し、卒業後は実業団でプレーしている実力者に負けじと食らいつきます。
(渡邉柚乃 選手)
「(大人の選手は)パワーとかも高校生より強くてそこを踏まえたうえで、自分がどうプレーするかっていうのを考えていける。どうしても引いちゃうと思うんですけど、そうじゃなくて勝ちにいく気持ちで守りに回らず自分から攻めていくチャレンジ精神を大切にしています」
世代トップとして活躍する渡邉選手が最初にバドミントンに触れたのは、小学1年生の頃でした。
(渡邉柚乃 選手)
「もともと両親がバドミントンをしていて練習についていったりして、兄と一緒に練習に行ってたら気づいたら始めてました」
いざ競技の世界に飛び込むとメキメキと上達し、全国大会で入賞するなど才能を表した渡邉選手。
倉敷中央に進学するきっかけとなったのが、尾崎勝久監督です。
(渡邉柚乃 選手)
「尾崎先生の熱心さだったり考え方とかにも自分的にも興味があって、この先生のもとだったらもっと成長できるんじゃないかなって思ったので倉敷中央を選びました。(勧誘が)熱烈でした……やられました」
(倉敷中央バドミントン部/尾崎勝久 監督)
「(Q.最初に渡邉選手を見た時にどこに惹かれた?)それはもうコートの軽やかさと粘り強さですね。圧倒的に他の中学生よりエラーが少なかったんですよ」
監督も認める渡邉選手の武器は「スピード」と「体力」です。どんなショットにも粘り強く対応するバドミントンでここまで勝ち上がってきました。
そんな渡邉選手、代表選手の活動を通して新たな課題が見えてきたそうです。
(渡邉柚乃 選手)
「強みはスピードだったり体力だったり。でも今はそこ以外の部分……『巧さ』じゃないですけど『選択で勝つ』ということをテーマにしていて。打つ球の種類だったり選び方だったり相手を見て相手との対戦になるので自分のフィジカルで勝つだけじゃなくて『相手に勝つ』っていう感じですかね」
日の丸を背負い、世界を見据えて日々成長を続ける渡邉選手。直前に迫った高校総体に向けても準備はばっちりです。
(渡邉柚乃 選手)
「この夏は、シングルスは県もしっかり勝ち切ってインターハイで優勝することが目標です。最終的にはオリンピックに出て金メダルを獲るのが目標です」
(2026年5月20日放送「News Park KSB」より)