パスカットからドリブルで切り込み、倒れ込みながら低い弾道をネットに突き刺すと、岡山市中心部でも住宅街のあちこちで窓の明かりが揺れ、どこからともなく歓声が響きました。
日本時間6月30日、FIFA北中米ワールドカップで、サッカー王国・ブラジルを相手に、岡山県津山市出身の佐野海舟選手がゴールを奪いました。試合は日本が逆転負けを喫しましたが、岡山県出身者としてW杯初ゴールとなりました。
ちなみに、佐野選手のゴールは、W杯での日本代表通算33点目。奇しくもこの「33」は岡山県に割り振られた‶都道府県コード″の番号です。
ところで、日本代表のW杯(北中米大会ブラジル戦まで)のゴールを都道府県別でみると、出身者が得点したのは14府県です。うち本田圭佑さん・稲本潤一さん・前田大然選手のいる大阪府が計8ゴールで断然のトップ。岡崎慎司さん・香川真司さん・堂安律選手がいる兵庫県が5ゴールで2位となっています。岡山との縁でみると、岡崎さんは、環太平洋大学(岡山・東区)の特任講師を務めています。
神奈川県・茨城県が各3ゴール、鹿児島県・滋賀県・愛媛県・千葉県の4県が各2ゴールで、ここまでが複数得点の県です。
岡山県・広島県など6県は、各1ゴールです。
エリア別では、近畿地方(大阪・兵庫・滋賀)の15ゴールが他を圧倒しています。中四国地方は4ゴールで、2ゴールの愛媛を、1ゴールの岡山・広島が追います。得点を量産している大阪・兵庫とは地理的にも近い岡山。今後の岡山勢のゴールの積み上げが期待されます!
🔳フランス大会・1998年・岡田武史監督・1次L敗退 計1得点
・中山雅史(静岡県)ジャマイカ戦
🔳日韓大会・2002年・トルシエ監督・16強 計5得点
・鈴木隆行(茨城県)、稲本潤一①(大阪府) ベルギー戦
・稲本潤一②(大阪府) ロシア戦
・森島寛晃(広島県)、中田英寿(山梨県)チュニジア戦
🔳ドイツ大会・2006年・ジーコ監督・1次L敗退 計2得点
・中村俊輔(神奈川県出身) オーストラリア戦
・玉田圭司(千葉県) ブラジル戦
🔳南アフリカ大会・2010年・岡田武史監督・16強 計4得点
・本田圭佑①(大阪府)カメルーン戦
・本田圭佑②(大阪府)、遠藤保仁(鹿児島県)、岡崎慎司①(兵庫県) デンマーク戦
🔳ブラジル大会・2014年・ザッケローニ監督・1次L敗退 計2得点
・本田圭佑③(大阪府) コートジボワール戦
・岡崎慎司②(兵庫県) コロンビア戦
🔳ロシア大会・2018年・西野朗監督・16強 計6得点
・香川真司(兵庫県)、大迫勇也(鹿児島県) コロンビア戦
・乾貴士①(滋賀県)、本田圭佑④(大阪府) セネガル戦
・原口元気(埼玉県)、乾貴士②(滋賀県) ベルギー戦
🔳カタール大会・2022年・森保一監督・16強 5得点
・堂安律①(兵庫県)、浅野拓磨(三重県) ドイツ戦
・堂安律②(兵庫県)、田中碧(神奈川県) スペイン戦
・前田大然①(大阪府) クロアチア戦
🔳北中米大会・2026年・森保一監督・32強 計8得点
・中村敬斗(千葉県)、鎌田大地①(愛媛県)、
・鎌田大地②(愛媛県)、上田綺世①(茨城県)、伊東純也(神奈川県)、上田綺世②(茨城県)
・前田大然②(大阪府)
・佐野海舟(岡山県)
選手の〇内の数字は、その選手の通算得点です。