夏の高校野球岡山大会1回戦で倉敷翠松に勝利した方谷学舎の主将・神原温心(かんばら・はると)。実は、大きな病気を乗り越えて最後の夏に臨んでいました。
山口県の強豪校で野球に励んでいた高校1年の秋。
細菌性髄膜炎という重い病気を患い、2回の手術と3カ月の入院を余儀なくされました。
(方谷学舎/神原温心 主将[3年])
「もう野球は無理やろなって思ってたんですけど、『まだできる』ってすごい言ってくださって」
そして、家族や周りの人が探してくれたのが高校2年で編入した方谷学舎でした。
(父・伸行さん)
「生きるか死ぬかだったので、野球ができるだけでもありがたい」
(母・智美さん)
「悔いが残らないようにやってもらえたらいいなと思います」
病気を経て深めた感謝を、家族やチームに伝える夏に。
そして、9回には……
(方谷学舎/神原温心 主将)
「壁にぶつかろうが、何しようが、絶対取ろうと思ってたので」
キャプテンとしてチームを引っ張り、初戦突破に貢献しました。
(父・伸行さん)
「いろいろ思えば泣きそうになるくらいの感情で見てたんですけど、最後チームの皆を助けることができる」
(方谷学舎/神原温心 主将)
「とにかく楽しい、一番。1勝でも多く勝って、恩返ししたいなって思ってます。今こうやって野球ができていることが当たり前じゃないっていうのは自分は実感してるんで、とにかく恩返しがしたい」