ゴルフの海外メジャーの1つ、全英女子オープン優勝を果たした岡山市出身のプロゴルファー、桑木志帆選手が4日、帰国後の記者会見で喜びを語りました。
(岡山市出身/桑木志帆 選手)
「ファンの方がいつもと変わらずタオルやうちわを掲げて『おめでとう』『おかえり』と言ってくれたのでほっとしました。ちょっとずつ実感がわいてきた感じです」
桑木志帆選手(23)は、岡山市出身で、倉敷芸術科学大学に在学中です。日本女子で海外メジャーを優勝したのは史上7人目。岡山県勢としては渋野日向子選手以来となる快挙でした。
KSBが初めて桑木選手を取材したのは2020年。
体育の授業で快音を響かせるクラスの人気者。プロテスト合格を目指す17歳の高校3年生でした。
(高校3年[当時]/桑木志帆 選手)
「渋野日向子プロみたいに日本だけでなく世界で活躍できるような強いプロゴルファーになりたい」
父・正利さんの影響でゴルフを始めたのは4歳のころ。6歳でコースデビュー。背丈と同じくらいの長さのゴルフクラブをフルスイングすると…見事にグリーンにワンオン。当時からキラリと光る「才能」を秘めていました。
幼いころから練習場に通い詰め努力を積み重ねた結果、中学・高校時代にめきめきと頭角を現し、2021年にプロテストに合格。
そして2024年、21歳でツアー初優勝を飾り、ここまで国内ツアー5勝。着実にステップアップを重ねてきました。そんな桑木選手を支えてきたのが……
(安井英二さん)
「101番ぐらいでここらへんでいつもやってた。竹ぼうき振ったりいろんなことしましたよね」
岡山市北区にある「みのるゴルフ笹ケ瀬」。桑木選手が高校まで練習に励んできたこの場所で、ひときわ喜んでいたのが安井英二さん(73)です。
(安井英二さん)
「よう走り回ってた小5、6の時は。でもあいさつもできるいい子だった。感心な子でした」
安井さんが初めて桑木選手と会ったのは小学5年生の時。練習で見せる潜在能力の高さと「プロになる」と夢を語る姿に魅了され、桑木選手を支え続けようと心に決めたそうです。
試合の送り迎えやオーダーメイドのクラブをプレゼントするなど、常に親身になって寄り添ってきました。
(安井英二さん)
「いろんな所に練習ラウンドとかついて回って、ほとんどが彼女のために過ごしたようなもの。よく泣く子でしたからね、僕も一緒に泣いたこともぎょうさんあるんですよ。本当におめでとうと言いたいし、もう次のステップも頑張ってほしいなと思います」
地元・岡山の人に支えられ、小さい頃から積み重ねた自分自身の努力によって海外メジャー優勝という快挙を成し遂げた桑木選手。夢を追いかけ続けた彼女の次なる目標は……
(岡山市出身/桑木志帆 選手)
「この優勝はすごい自信になったし、女王を取りに行きたい。私のこの姿を見てまた頑張りたいと思ってくれるジュニアの子たちが増えてくれるとうれしい」