その美しさなどから日本人に愛され続けてきた富士山。実際に登った人だけでなく、多くの人が富士山との思い出を持っているのではないでしょうか。実は、東京でも“富士登山”ができるのです。
■あなたの好きな富士山は？
「冨士塚」は富士山を模して各地で作られた人工の山です。
東京・渋谷区にある「千駄ケ谷の冨士塚」。東京都指定の有形民俗文化財だといいます。訪れた人に話を聞きました。
70代の人 「（Q.富士山には何回登った？）1回1回。富士山は『二度登る馬鹿に登らぬ馬鹿』ってね、1回行ったら死ぬかと思いましたから。本当にすごかった」 「（Q.自身にとって富士山はどんな存在？）やっぱり見ればきれいだなって」
皆さんは好きな時間、好きな場所からの富士山があるようです。
50代の人 「夕方が好き。背景の色が夕日がオレンジとか。船から東京湾で見たり、海と富士山のセットって良い」
70代の人 「天気の良い時はすがすがしいというか。夏のすごく良い天気の入道雲が出てたりするのが一番いい」
50代の人 「日本人にとってのシンボル。新幹線乗ったら必ず富士山側に乗って見る」
70代の人 「冬が好き。真っ白だから。スキー場に行くと見えるから好き」 「（Q.富士山近くのスキー場から見える）好きですね」
そして、離れた場所から見える富士山にも特別な思いがあるといいます。
70代の人 「今、介護していて、97歳の母なのでやっぱり富士山は特別なんですよ。病室から見える富士はありがたいねって」 「（Q.介護の時に富士山見えるとどんな気持ち？）ありがたい。良くなるかなって」
