茨城県ひたちなか市を走る「ひたちなか海浜鉄道」は19日、2030年の開業を目指す新たな区間の延伸工事を国が認可したと発表しました。
現在は、JR常磐線と接続する勝田駅から終点の阿字ケ浦駅までですが、人気の観光地である「国営ひたち海浜公園」までつながることになります。
かつては利用者が減少し、廃止も検討されていましたが、市ではバスとの乗り継ぎ環境を整えるなど集客アップに成功し、復活を果たしました。
ひたちなか海浜鉄道 担当者 「年間およそ200万人という、ひたち海浜公園の観光客の1割を取り込めれば採算は取れる」
新駅の完成後には、さらなる延伸も計画しています。
(「グッド!モーニング」2024年11月20日放送分より)