香川県中小企業家同友会が会員を対象に調べた2024年度の景気動向状況調査によりますと、経営の見通しが前年度に比べて好転もしくは悪くなるかを尋ねた「業況DIは」プラス10で、前年度に比べて1ポイント悪化しました。一方、「売上DI」はプラス21、「経常利益DI」はプラス14で、共に前年度から2ポイント改善しました。
香川県中小企業家同友会では、原材料・エネルギー価格の上昇が一巡したものの、円安や人手不足による人件費の上昇など先行きは厳しく、コスト上昇分の価格転嫁ができるかなど、今期も楽観はできないとしています。
調査は2024年3月末時点の状況を対象とし、7月にかけて773件の回答を得ました。