頬がリンゴのように赤くなる感染症、いわゆる「リンゴ病」の東京都内での患者報告数が過去最多となりました。
東京都によりますと、今月1日までの1週間で伝染性紅斑、いわゆる「リンゴ病」の1医療機関あたりの患者報告数は「3.02人」で、2018年の「2.39人」を超えて1999年に統計を始めて以来、過去最多となりました。
前の週からは約82%の増加でした。
リンゴ病は頬にできる赤い発疹や発熱が特徴で、主に子どもが感染しますが、妊婦が感染すると胎児に影響する場合があるということです。
都は、こまめな手洗いやマスクの着用などの対策を呼び掛けています。