21日の日経平均株価は堅調なスタートを切り、一時330円高を付けましたが、午前10時ごろ「メキシコとカナダへの関税を来月から検討している」というトランプ大統領の発言が報じられると、一転して急降下しました。
その後はプラス圏でもみ合う展開となり、終値は前の日から125円高い3万9027円でした。
乱高下は為替相場でも。トランプ大統領の関税発言報道で、アメリカの物価と金利が高止まりするという見方から、円相場は10分ほどで1円以上円安方向に進みました。
トランプ大統領を市場はどう受け止めるのでしょうか。
ニッセイ基礎研究所 主席研究員 井出真吾氏 「いつトランプ大統領の気が変わるか分からない。日本時間の夜中に、SNSで何を言い出すか分からない。恐怖心を常に抱く状態が4年ぶりに戻ってきた」
(「グッド!モーニング」2025年1月22日放送分より)