志願者数が減少する岡山県津山市の美作大学の存続に向け、岡山県看護協会が市に公立化への要望書を提出しました。
津山市の谷口圭三市長に要望書を提出したのは、岡山県内の看護師や助産師などで運営する岡山県看護協会です。
美作大学を運営する学校法人は少子化などで志願者数が減少し、存続が危ぶまれるとし、2024年1月、市に大学の公立化を求めていました。
岡山県看護協会は美作大学は地域文化の発展や人材育成に大きな影響があり、存続は必要であると訴えました。そして公立化への検討とともに、地域医療体制の確保へ、看護職員の教育課程の設置についても検討してほしいとしています。
(岡山県看護協会/二宮一枝 会長)
「県民の命・暮らしを守る上でも、やはり県北の拠点である津山市が看護の高等教育機関を設けて、専門性の(ある)プロフェッショナルを育成していくというのが、これからはますます必要になってくると思います」