去年1年間に日本に入国した外国人は約3678万人で、過去最多となりました。円安水準が続いたことが影響したとみられます。
出入国在留管理庁は24日、去年1年間に日本に入国した外国人は速報値で約3678万人と、前の年と比べて約1095万人増加したと発表しました。
新型コロナウイルス感染拡大前の2019年に記録した約3100万人を上回り、過去最多です。
新型コロナの水際対策が終了したことで国際線の定期便が増加したことや円安が影響したとみられます。
国や地域別では韓国が863万人と最も多く、次いで台湾の569万人、中国の549万人となっています。
在留資格別では「観光」などの短期滞在が約3330万人で、9割を占めました。
「技能実習」は前の年と比べて19.2%減少した14万8000人ほどにとどまった一方で、「特定技能」が48.1%増加し、約6万5000人でした。