ホワイトハウスはロシアで拘束されていたアメリカ人教師が解放されたと発表しました。
国家安全保障担当のウォルツ大統領補佐官は11日、ロシアで拘束されていたアメリカ人教師のマーク・フォーゲル氏が囚人交換の一貫として解放されたことを明らかにしました。
ウォルツ補佐官は声明で「ロシアからの誠意ある対応だ」と評価したうえで、「ウクライナにおける残忍で恐ろしい戦争を終わらせるために、我々は正しい方向に進んでいる」と交渉の成果を強調しました。
アメリカ側からロシアに引き渡す人物については明らかにされていません。
フォーゲル氏は2021年8月にロシアに入国した際に医療用マリファナを所持していたとして拘束され、14年の実刑判決を言い渡されていました。
トランプ政権で中東担当特使を務めるウィトコフ氏を乗せたとみられるビジネスジェット機が11日にモスクワに到着していて、フォーゲル氏はこの飛行機でロシアを離れたとみられます。