日本大学の元副学長が林真理子理事長からパワーハラスメントを受けたと訴えている裁判で、元副学長が出廷し「よっぽど私を辞任させたいのだと思った」などと証言しました。
日大アメフト部での薬物事件の対応を巡り、林真理子理事長から学内の会議への出席を拒まれるなどのパワハラを受けたとして、澤田康広元副学長が1000万円の損害賠償を求めて東京地裁に裁判を起こしています。
21日に行われた証人尋問で、澤田元副学長は「会議体に出るなと言われた」「強く辞任を求める話が何回も出てきたし、よっぽど私を辞任させたいのだと思った」などと証言しました。
これまでの裁判で林理事長側は「あくまで要請にすぎず、出席を禁止したものではない」などと争う姿勢を示しています。
午後には林理事長本人への尋問が行われる予定です。