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医療ミスで患者死亡…坂出市立病院が謝罪「十分に確認せずに透析を開始したのが原因」

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 2023年、透析治療を受けた患者が死亡した医療ミスについて21日、坂出市立病院が記者会見を開きました。

 2023年6月、新型コロナウイルスに感染した末期腎不全の患者が坂出市立病院で透析治療を受けました。数分後に患者の血中酸素が低下するなどしたため透析を中止しましたが、転送先の病院で死亡が確認されました。

 21日の会見で岡田節雄院長らは、男性医師が患者の首からカテーテルを入れた際、体内から出てくる血液の量が少ないことに気付いたにもかかわらず、十分に確認せずに透析を開始したのが原因と説明しました。

 再発防止策として血液の回路などを十分に確認して透析を開始することを徹底するとしています。

 患者の遺族とは和解が成立していて、病院側が損害賠償金として約6500万円を支払うということです。

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