ロシアの軍事侵攻からあした3年を迎えるウクライナでは、負傷した兵士の社会復帰も課題となっています。
キーウ市内のカフェでは負傷した退役兵士が働いています。
サムブリスキーさんは去年所属していた部隊がロシア軍のドローン攻撃を受け20人のうちただ1人生き残りましたが、左手のひじから下と右指のほとんどを失いました。
サムブリスキーさん 「ここは単なるカフェではない。負傷兵が集いお客さんと顔を合わせることでリハビリになる」
このカフェは負傷兵を支援する団体が運営していて、売り上げの一部は手術費用などに充てられるということです。
侵攻以来、ウクライナ兵は4万6000人以上が死亡、38万人がけがをしたとされています。