まもなく4年となるロシアのウクライナ侵攻で、これまでにウクライナ兵4万6000人以上が死亡し、過去1年間で1万5000人以上増えたことが分かりました。
ゼレンスキー大統領はアメリカNBCが16日に放送したインタビューで、2022年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻以降、ウクライナ兵4万6000人以上が死亡し、38万人がけがをしたと述べました。
ゼレンスキー大統領は去年2月、ウクライナ兵の死者数が3万1000人に上ったと明らかにしていて、この1年で1万5000人以上の兵士が死亡したことになります。
また、現在、数万人のウクライナ兵がロシア軍の捕虜や行方不明になっているということです。
一方、ロシアは2022年9月以降、ロシア兵の死者数を公表していませんが、BBCなどの調査では、去年11月の時点で7万8000人以上のロシア兵が死亡したと分析されています。