東ヨーロッパのハンガリーで日本人女性(43)が火事のあった自宅アパートで死亡し、元夫(43)が逮捕・訴追された事件で、ブダペストの裁判所は元夫の勾留を3カ月延長する決定を下しました。
1月29日、ブダペストのアパートで火事があり、日本人女性が遺体で見つかりました。
警察は当初、失火が原因と判断しましたが、その後の捜査でアイルランド国籍の元夫が逮捕され、計画殺人の罪で訴追されました。
元夫は容疑を否認しています。
ブダペストの地方裁判所は訴追から30日となる今月6日、元夫の勾留を3カ月延長する決定を下しました。
6月6日に起訴するか、勾留を延長するかなどを判断します。
ハンガリーの刑事訴訟法によりますと、計画殺人の罪で有罪となった場合、10年以上の拘禁刑か終身刑に処される可能性があるということです。