新年度予算案を巡り自民党は、28日に採決することを提案しましたが、立憲民主党は審議時間が不十分だなどとして拒否しました。
2025年度予算案について自民党は、28日に石破総理大臣が出席する集中審議と締めくくりの質疑を行った後、委員会で採決し、その日のうちに参議院の本会議で可決させ衆議院に送りたい考えです。
一方、野党側は25日、石破総理が予算案の審議中にもかかわらず予算成立後の物価高対策に言及したことに反発を強めています。
立憲民主党 斎藤参院国対委員長 「選挙対策でしょう、これ、あからさまな。国民にますます政治そのものが見透かされるというか、本当に党利党略だけで色々動いてるんだと、こういうことに受け止められかねない」
石破総理から発言の真意について説明がなければ予算審議には応じられないとしています。