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物価対策発言で石破総理陳謝 新年度予算案めぐり最終攻防

政治

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 新年度予算案を巡り28日、参議院の委員会で採決をしたい与党側と、さらなる審議を求める野党側の攻防は最終局面を迎えています。

 (政治部・平井雄也記者報告)  野党側は石破総理が25日に新たな物価高対策に言及したことについて、今の予算案が不十分だと認めたようなもので混乱を招いたとして謝罪を求めました。

立憲民主党 辻元参院議員 「10万円の商品券を配ったから、強力な物価対策を『お米券』でも配るのかなと思いましたよ」

石破総理大臣 「国民に混乱を招いた、そういうことがあればそれは申し訳ないことでございました。申し訳ありません」

 一方、企業・団体献金の法案を巡って、野党側は期限としていた「今月中に決着できなければ総理が責任を取らざるを得ない」と迫りましたが、石破総理は「現場で真摯に議論されている」と述べるにとどめました。

 自民党幹部は「採決して自民案も野党などの案も否決されたというのも結論だ」と述べる一方で、野党は夏の参議院選挙もにらんで議論を長引かせたい狙いもあり、決着の見通しは不透明です。

 予算案を巡っては、28日も集中審議を行うことで与野党が合意しました。

 年度末となる31日までギリギリの調整が続きます。

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