愛媛県今治市の森林火災で、市内ほぼ全域の停電が懸念されることを受け、全国の電力8社が高圧発電機車や社員などを応援で派遣することを決めました。
四国電力送配電によりますと、今治市へ電気を送り込む2つの主要な送電線のうち、一方は延焼エリアに含まれることから感電事故を防ぐために一部を予防的に停止し、もう一方も延焼範囲が迫っていることが確認されたということです。
この状況を受け、27日朝までに大手電力8社は社員ら551人の応援派遣を決めました。
東京電力からは社員のほか、高圧発電機車10台、高所作業車5台なども派遣します。
四国電力送配電と連携しながら電力確保に向けて全力で取り組むとしています。