選択的夫婦別姓の導入を巡り、労働組合の中央組織である「連合」の芳野会長が公明党の斉藤代表と会談し、早期に制度を実現するよう要請しました。
連合 芳野会長 「やはり女性のアイデンティティー、そして人権という観点からも、この選択的夫婦別氏制度は一日も早く導入していただきたい」
公明党 斉藤代表 「我々まず与党で意見をしっかりまとめましょういうことで、自民党さんにも申し提案をさせていただいてるところでございます」
立憲民主党と国民民主党の支援組織である連合の会長が公明党本部を訪れるのは極めて異例で、芳野会長は「私がここに来たのはそれだけ強い思いがあるからだ。30年間動いていない、このテーマについて政治の責任で解消してほしい」と強調しました。
斉藤代表は「家族の在り方やアイデンティティーの問題が解決するよう頑張っていきたい」と述べたうえで、まずは与党として意見をまとめる考えを示しました。