NASA(アメリカ航空宇宙局)はハッブル宇宙望遠鏡の打ち上げから35年を記念して銀河や火星など4枚の新しい画像を公開しました。
ハッブル望遠鏡は1990年4月24日にスペースシャトル「ディスカバリー」に搭載されて打ち上げられました。
NASAは24日、打ち上げ35周年を記念してハッブル望遠鏡が撮影した4枚の新しい画像を公開しました。
去年12月末に撮影された火星の画像では、オレンジ、青、茶色のコントラストが鮮やかに描き出されています。
氷に覆われた極や雲、山脈や谷、平野などを確認することができるということです。
その他に公開された惑星状星雲やロゼット星雲、羊毛状渦巻銀河の画像で、ハッブル望遠鏡が遠い星雲や銀河の形状まで鮮明に捉えることができることを示しています。
ハッブル望遠鏡は現在、赤外線観察能力の高いジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡と連携していて、銀河や宇宙の進化についての研究に貢献しています。