トランプ政権がアメリカへの留学希望者がビザを取得するための面接の予約を一時停止するように指示したとアメリカメディアが報じました。
政治専門サイト「ポリティコ」によりますと、ルビオ国務長官が27日、世界各国のアメリカ大使館に対して学生ビザを申請する人の面接を一時停止するように指示したということです。
トランプ政権が「反ユダヤ主義」と見なす留学生の受け入れを厳格化するなか、学生ビザ申請者のソーシャルメディアの履歴に対する審査を拡大するためとしています。
日本人留学生にも影響が出る可能性があります。
国務省の報道官は今回の報道について明言を避けつつも「入国しようとしている人物が誰なのか把握する権利がある」としています。
なお、日本国内のアメリカ大使館や領事館では28日現在、すでに日程が予約がされているものについては学生ビザの面接は通常通り行われているということです。