総務省の家計調査で4月に1世帯(2人以上)が消費に使ったお金は32万5717円でした。
物価の変動を除いた実質で前年同月比では0.1%減少し、2カ月ぶりのマイナスとなりました。
4月は物価高を背景とした買い控えの影響などから家電製品などの「家庭用耐久財」への支出が6.8%減少しました。
また、例年に比べて気温が低く夏物の衣料品が伸び悩み「洋服」も5.8%減っています。
一方、食料品などへの支出は8カ月ぶりに増加し「野菜・海藻」は1.5%増えています。
野菜の高騰が一服し、購入量が増えたことでおととし4月以来、2年ぶりの増加に転じました。