1日から職場での熱中症対策が「義務化」となりました。街のホームセンターなどが熱中症対策グッズを充実させています。
(記者リポート)
「きょうは雲がありますが、気温は28℃前後ととても暖かい日です。私はきょう半袖を着ているのですが、半袖を着ていてもちょっと立っているだけでも汗ばんでくる、そんな暑さを感じます」
温暖化が進む中、環境省と気象庁は2021年から「熱中症警戒アラート」を発表して注意を呼び掛けています。
2024年の発表回数は香川県が44回、岡山県が37回で両県とも過去最多でした。
厚生労働省は6月1日から企業に対して職場での熱中症対策を義務付けています。対策を怠った場合、6カ月以下の懲役または50万円以下の罰金が課せられます。
そうした中…。
(記者リポート)
「熱中症対策グッズのコーナーは去年はここまでだったのですが、今年から職場の熱中症対策が義務付けられたのでコーナーを2倍に広げたということです」
高松市の西村ジョイ成合店では4月以降、熱中症グッズの売り上げは2024年の同じ時期の2倍近くに増えています。特に大容量の保冷バッグや大きいサイズの日傘などを増やしています。
(記者リポート)
「今年注目を集めているのが温度計です。屋外で作業をする企業からの問い合わせが増えていて、こちらの商品は8月まで入荷がないそうです」
(西村ジョイ成合店/川崎かおり 次長)
「ネックリングとか塩分チャージタブレットとかそういったものが多く売れています。早め早めに商品の手配をしながらお客様の要望に応えていけるようにしていきたいと思っています」