南米コロンビアで警察署を狙ったと見られる爆発事件などが相次ぎ、少なくとも7人が死亡しました。
AP通信などによりますと、10日、コロンビア南部のカリなどで爆発や銃撃などが24件発生し、警察官2人を含む少なくとも7人が死亡しました。
爆発は警察署の近くに駐車していた車やバイクに仕掛けられていた爆発物によるものだということです。
コロンビア軍と警察は、警察が直接の標的になったとし、反政府武装勢力の「EMC」による犯行だと非難しています。
コロンビアでは7日に次期大統領候補の1人、ミゲル・ウリベ氏が銃撃される事件が起きたばかりでした。
CNNは現地危機管理アナリストの話として「攻撃は犯罪武装組織が政府にさらなる合意や譲歩を引き出そうと圧力を掛けている」ことを示しているとしています。