第173回芥川賞と直木賞の候補作が発表され、芥川賞では2人、直木賞では3人が初めての候補に選ばれました。
芥川賞の候補作になったのはグレゴリー・ケズナジャットさんの「トラジェクトリー」、駒田隼也さんの「鳥の夢の場合」、向坂くじらさんの「踊れ、愛より痛いほうへ」、日比野コレコさんの「たえまない光の足し算」の4作品です。
駒田さんと日比野さんの2人は初めてのノミネートで、ケズナジャットさんと向坂さんは2回目のノミネートです。
一方、直木賞の候補作は逢坂冬馬さんの「ブレイクショットの軌跡」、青柳碧人さんの「乱歩と千畝 RAMPOとSEMPO」、芦沢央さんの「嘘と隣人」、塩田武士さんの「踊りつかれて」、夏木志朋さんの「Nの逸脱」、柚月裕子さんの「逃亡者は北へ向かう」の6作品です。
青柳さん、塩田さん、夏木さんの3人は初めてのノミネートで、逢坂さんと芦沢さんは2回目、柚月さんは3回目のノミネートとなりました。
芥川賞と直木賞の選考会は来月16日に行われます。