22日に投開票が行われた東京都議会議員選挙は都民ファーストの会が32議席で第1党に返り咲いた一方、自民党は22議席で過去最低となりました。
都民ファーストの会 森村隆行代表 「リーダーシップを発揮する立場にあると思うので、一緒に協力していただける会派としっかり手を携えて都議会の運営を前に進めていきたい」
自民党 井上信治東京都連会長 「非常に厳しい選挙だった。政治資金の問題はあったと思う」
東京都議選は127議席を巡り、物価高対策や“政治とカネ”などが争点となりました。
開票の結果、都民ファーストの会が32議席を獲得し、第1党に返り咲きました。
自民党は過去最低の22議席にとどまり、公明党は19議席で候補者全員の連続当選は8回で途絶えました。
立憲民主党は17議席、共産党は14議席でした。
一方、国民民主党【9議席】と参政党【3議席】は都議会で初めて議席を獲得しました。
公明党 斉藤鉄夫代表 「政策の訴えが今一つ足らなかった。党の努力不足に尽きる」
国民民主党 磯崎哲史東京都連会長 「しっかりとここから都民に約束した政策の実現に向けて取り組んでいきたい」
今回の都議選は来月の参院選の前哨戦とされ、各党の代表クラスが応援に入りましたが、この結果が参院選にどう影響するか注目されます。
投票率は前回をおよそ5ポイント上回り47.59%でした。