アメリカのトランプ大統領は関税を巡って緊張が続いているカナダに対し、貿易協議を「即刻すべて打ち切る」と通告しました。
トランプ大統領は27日、カナダ政府がアメリカのIT企業を対象に「デジタルサービス税」を課そうとしているとして、アメリカに対する「直接的で明白な攻撃」だと批判しました。
トランプ氏は「不当な課税」を受けて、カナダとの間で進めている貿易協議を「すべて即刻打ち切る」と通告し、今後1週間以内に新たな関税率を設定すると警告しました。
トランプ氏は16日にカナダのカーニー首相と会談した際には、貿易に関する合意を「数週間以内に達成できる」との認識を示していました。