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6月28日は「パフェの日」というのをご存じですか? 1950年6月28日に日本プロ野球初の『完全試合』『パーフェクトゲーム』が達成されたことから「パーフェクト」…「パフェ」ということで、パフェ愛好家たちが制定したそうです。そんなパフェの日に合わせて、岡山市で味わえるぜいたくな「フルーツパフェ」を紹介します。
1年を通してさまざまなフルーツが収穫される岡山県。岡山市をPRしようと岡山商工会議所が打ち出しているのが「フルーツパフェの街 おかやま」です。
岡山県産フルーツを使ったパフェを提供する店をPRするこの事業。今回で15年目を迎え、岡山市にあるカフェなど33店舗が名を連ねています。
バランス良く盛られた姿…まさに王道
まずは、岡山市東区西大寺中にある「カフェ・ド・アラローム」。
岡山県内外から絶え間なくお客さんが訪れるこちらのお店で味わえるフルーツパフェが、「旬のフルーツパフェ」(1200円)。カラフルなフルーツがぎっしりと、バランス良く盛られた姿は、まさに、王道。
約40年前の創業時からベースのデザインはほぼ変わらず。細かなトッピングは時期によって変化するそうです。
この日はお店の地元、西大寺地区でとれたピオーネに……
(カフェ・ド・アラローム/根木友道オーナー)
「プラム! 新しく入ってきた。(Q.岡山の?)そうです。地元のです」
こちらも西大寺産、真っ赤なプラムがトッピングされました。
(カフェ・ド・アラローム/根木友道オーナー)
「晴天の日が多くて最高の果実になっていますね、今年は」
(記者リポート)
「色もすっごくかわいいです。いただきます。酸っぱくない、ほんとに甘いですね。皮の隙間から甘味が出てくるような」
ちなみに、パフェの1番底にもピオーネが。ブドウのソースやバニラアイスと絡まりさっぱり楽しめます。最後の1口までフルーツをたっぷり感じられる満足感の高い1品です。
(カフェ・ド・アラローム/根木友道オーナー)
「(岡山のフルーツ)それぞれが特徴のある味をしているので、それを楽しんでいただいて。楽しいですよ、いろんなフルーツが使えるから。芸術的に作らないといけないから」
こちらのパフェはフルーツの入荷に合わせ、7月1日から販売します。
インパクト抜群!丸ごとメロンと自家製プリン
続いてのお店は、岡山市北区足守にある「cafe RATIO」。温かみのある店内には店員さんチョイスのかわいらしい雑貨が並びます。
そんな空間で味わえるフルーツパフェが、インパクト抜群の「丸ごと足守メロン プリンパフェ」(5000円~)。
旬を迎える足守メロンを丸ごと1個ドーンと使い、上には地元の養鶏場の卵や牛乳を使った自家製プリンです。
周りを囲むのは、その日によって変わるフルーツの数々。この日は地元のメロン農家が育てたパッションフルーツなどがこちらも「丸ごと」並んでいました。
足守メロンは、足守地区で古くから栽培されているメロン。そこに「ジグザグ」にナイフを入れていきます。
(cafe RATIO/飯塚恵太郎オーナー)
「(ジグザグに切ると)見た目がいいかなって。ほじくって丸ごと食べていただけるように」
がばっと割ると……
(記者)
「すごい、きれいー!」
(cafe RATIO/飯塚恵太郎オーナー)
「丸ごとで食べられるのいいよね~」
自家製プリンやゼリーを乗せ、色とりどりのフルーツをちりばめます。ちなみに、プラス500円でクリームソーダかプリンを追加することも。
(cafe RATIO/飯塚恵太郎オーナー)
「ふたをとってがばっとすくってもらって、プリンも味見、みたいな」
(記者リポート)
「重い! ふたごと食べられます。甘い! めちゃくちゃジューシー! 全部食べても良い……大人食いですね」
甘味たっぷりのメロンを豪快に食べる、なんともぜいたくな体験です。
(cafe RATIO/飯塚恵太郎オーナー)
「ワクワクしていただけたらいいかなと思って作っています。(最初は)メロンを玉売りだったんですけど、試食ができるものがありますかっていう声も聞くようになりましたので、足守といえば足守メロンだけど流通もそんなにない、生産者も年々減っているという話を聞いて、1人でも多くの人に味わっていただけたらなと」
こちらのパフェは、メロンを追熟させるため5~7日前までに予約が必要です。
岡山のフルーツを生かしたフルーツパフェ。お店それぞれの見た目や味わいを楽しんでみては。