香川県の21の県立高校の校舎や体育館などにひび割れなどが見つかり、応急工事を行ったことが分かりました。
2024年9月、香川県多度津町の多度津高校で、教室の天井からコンクリートの一部が剥がれ落ちました。当時は昼休みで約20人の生徒がいましたが、けが人はいませんでした。
これを受けて香川県教委は、県立高校に緊急点検を指示しました。多度津高校を除く28校から報告があり、21校の55施設にひび割れがあったことが分かりました。すぐに対応すべき36施設は2024年度中にコンクリートをたたき落とすなど応急工事を行いました。残りの19施設は経過を観察しています。
香川県教委では専門業者の劣化度調査を行い、改修や修繕の方針を見直したいとしています。