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TACOトレード 8日の日経平均終値101円高

経済

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 トランプ大統領が日本へ25%の関税をかけると宣言し、値を下げて始まった8日の日経平均株価。

 ただ、税率が予想されていた30%か35%よりも低い25%だったことから警戒感が後退し、自動車や半導体関連株などが買われて上げ幅は一時200円を超えました。

 終値は前日より101円高い、3万9688円でした。

マネックス証券 広木隆氏 「マーケットが上げたのは、結局トランプ大統領のいつもの姿勢、いわゆるTACO(タコ)というものをそのまま引き継いだトレードだったのかなと。『Trump Always Chickens Out(トランプ・オールウェイズ・チキンズ・アウト)』の略で、最初は厳しいことを口にして表明するんですが、最後の最後でひよって(ひるんで)しまうという」

 今後の展開については、こう分析します。

「日本の上場投資信託・ETFの分配金を捻出するために、そういうファンドが売りを出すということが推定されていまして、その売りの金額が1兆円を超えるという、結構膨大な売りが出てくる。その影響をどういうふうに吸収するかというのが、一つの見どころ。10日にも予定されているが、そのあたりがどうかと」

(「グッド!モーニング」2025年7月9日放送分より)

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