アメリカのトランプ大統領が日本と韓国に対して25%の関税を課すなど各国に新たな関税率を示したことを受け、ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は一時、600ドル以上急落しました。
トランプ大統領は7日、SNSに日本宛ての書簡を投稿し、8月1日から日本からアメリカに輸出されるすべての物品に25%の関税を課すと明らかにしました。
また、韓国にも25%の関税を課すことに加えてマレーシアや南アフリカなど対しても新たな関税率を明らかにしました。
これを受け、アメリカと世界各国との貿易摩擦が激化することへの懸念が広がり、7日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は急落し、一時、下げ幅は600ドルを超えました。
また、外国為替市場の円相場は円安が加速し、一時、1ドル=146円台を付けました。