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岡山市民に親しまれた「ピーコック噴水」が復活 大学ランニング施設のシンボルへ

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 岡山市の環太平洋大学に新たなランニング施設が完成し、岡山市民に親しまれた「あの」モニュメントが施設のシンボルとして復活しました。

 8日、落成式を迎えた環太平洋大学のランニング施設「IPUランニングパーク」です。

 クロスカントリーコースも備え、敷地面積は約2万5000平方メートル。

 そのモニュメントとして存在感を放っているのが……どこかで見たことのある、まるでクジャクが羽を広げたような特徴的なデザイン。かつてJR岡山駅東口広場のシンボルだった「ピーコック噴水」です。

 ピーコック噴水は山陽新幹線が全線開業した1975年に岡山駅前に設置され、約半世紀にわたり市民に親しまれました。

 岡山市が進める路面電車の岡山駅前への乗り入れ事業に伴い、2024年、撤去されました。市は再活用の希望者を募集し、唯一応募した環太平洋大学に8万2000円で売却しました。

 今後は噴水としては使いませんが、汗を流す学生を見守ります。

(環太平洋大学/大橋節子 学長)
「何か学生たちの心の支えになったらいいなあ。この町の方が自分たちのほんとにかわいいマスコットだと思ってかわいがってくださるような、長く愛されるモニュメントにしていきたい。(Q.風景にマッチしてますか?)マッチしてます!」

 8日は陸上競技部の学生らが、この施設の目玉・全長200mの坂道ダッシュ専用走路で、走り初めをしました。

(環太平洋大学 陸上競技部/大橋明翔さん[4年])
「岡山のシンボルを見ながら練習することで、いつも気持ちを高めながらしっかりと練習できると思います」

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