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「日本と台湾の野球の架け橋に」元留学生高校球児が中学生の野球交流を企画 岡山・備前市

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 日本の高校野球に憧れる台湾の中学生が訪日し、岡山県の中学生と備前市で交流しました。

 備前市を訪れたのは、台湾・新竹県の中学校の野球部の選手ら18人です。

 7月5日と6日に岡山の中学生硬式野球チーム・備前ディアーボーイズやヤングMAKIBIクラブの選手たちと一緒に練習や交流試合を行いました。

 企画したのは、岡山県共生高校の野球部(現在は休部)に所属していた
黄大祐(ファン ダーヨー)さん(24)です。

 黄さんは台湾出身で、岡山県共生高校では強打の外野手として活躍。桜美林大学でも野球を続けました。現在は日本で起業し、国際交流イベントや留学の仲介などをする会社を経営しています。

 今回の交流会について黄さんは「日本の高校野球や甲子園に憧れる中学生が多い。その架け橋になるとともに台湾の子どもたちに世界の野球を体験させたいと思い企画した」と話しています。

 岡山県共生高校は甲子園出場経験はないものの、2024年の野球の国際大会プレミア12で初優勝した台湾の主将・陳傑憲(チェン・ジェシェン)外野手や埼玉西武ライオンズで活躍し、現在は台湾のプロチームに所属する呉念庭(ウー・ネンティン)内野手らを輩出しています。

 日本の高校野球に憧れる台湾や韓国などの留学生を受け入れ、岡山県の高校野球を盛り上げていました。

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