あの有名女性アナウンサーに批判が強まっています。金総書記のお気に入りのはずが、北朝鮮で何が。
朝鮮中央テレビの看板アナウンサー・李春姫(リ・チュンヒ)氏。長年の功績を認められ、金正恩総書記から高級住宅をプレゼントされるほどです。ところが…。
韓国メディア 「朝鮮中央テレビの李春姫、82歳が晩年に批判の的となった。今こそ後進にチャンスを与えるべきなのに、1人で1号報道を独占しているという不満が出ている」
1号報道とは最高指導者に関するニュースのことで、現在も彼女が担当しています。これに後輩アナウンサーなど朝鮮中央テレビ内から「もう辞めるべき時だ」などと不満の声があがっているというのです。韓国メディアが情報筋の話として報じました。
韓国メディア 「さらに李春姫は一般職員と異なり、出勤すらしていないと伝えられている。自宅で待機し、1号報道がある時だけ車でピックアップされ、収録後すぐに帰宅する方式だ。そのため『ずうずうしい年寄り』との批判が出ている」
李春姫氏は故金正日総書記死去の訃報を涙ながらに伝えるなど、“トップ”アナウンサーとして活躍してきました。
韓国メディア 「李春姫はかつてピンクのチマ・チョゴリを着て雄弁にニュースを報道し、『ピンクレディー』というニックネームで国際的に話題となった人物だ」
しかし、その権威は衰えたというのです。
さらに、金正恩総書記からプレゼントされた家についても嫁から不満の声が上がっているといいます。当初は2階建ての予定でしたが、李春姫氏が高齢のため「階段の上り下りが大変だ」と金総書記が1階建ての家に変更したといいます。
韓国メディア 「実際に1階を共有することになった嫁の反応は冷たかったという。1階は地面に近くて湿気が多いため、できるだけ避けたい階だ。暑く湿った1階の住居を割り当てられたと心底、怒りが抑えられないようだ」
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