岡山県里庄町は、国民健康保険に関する事務処理を怠り、町に120万円余りの損害を与えたとして50代の男性職員を減給処分にしました。
減給10分の1、2カ月の懲戒処分を受けたのは、岡山県里庄町町民課の50代の男性課長補佐です。
町によりますと課長補佐は、2020年4月から2022年11月までの間、国民健康保険に関する35件の事務処理をせず町に120万円余りの損害を与えました。
医療機関などで社会保険を使うべき町民が国民健康保険を使ったため、町民に返還請求をする必要がありましたが、多忙を理由に作業を怠ったということです。
加藤泰久町長は「心からお詫び申し上げます。再発防止に努め、信頼の回復に尽力してまいります」とコメントしています。