大手生命保険会社が行ったアンケートで、夏休みの平均予算が10万円を超えて過去最高額となりました。
明治安田生命が20代から50代の男女1120人に調査したところ、夏休みの予算を増やすと回答した人は18.5%で、去年より2.5%増えました。
平均予算は去年の8万2964円よりも2万円以上多い10万4901円で、2006年の調査開始以来初めて10万円を突破しました。
予算を増やす理由では「旅行に行くため」が74.9%で圧倒的に多く、2位の「賃上げで収入が増えたため」は去年より2倍以上多い27.5%でした。
その一方で、予算を減らすとした人は節約金額の平均が4万円余りで、去年の約2倍でした。
明治安田生命は、物価高でもお金を使って発散する人と我慢して節約する人の二分化が鮮明になっていると分析しています。