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中国 チベットに巨大ダム建設へ 下流のインドやバングラデシュは懸念

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 中国西部・チベット自治区で世界最大の水力発電プロジェクトの着工式が行われました。インドなど下流の国々は生活への影響を懸念しています。

 中国の李強首相は19日、チベット自治区のニンティ市でヤルツァンポ川下流水力発電プロジェクトの着工式に出席しました。

 このプロジェクトでは5カ所の階段式発電所を建設する計画で、総投資額は約25兆円と見込まれています。

 長江流域の三峡ダム以来の大型水力発電プロジェクトで、新たな国有企業も設立されました。

 ロイター通信によりますと、下流に位置するインドやバングラデシュは数百万の人々の生活への影響を懸念していますが、中国側は大きな影響はないとしています。

 操業は2030年代になる見通しです。

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