神奈川県警の本部長は来月に迫った「アフリカ開発会議」の開催に向け、官民一体となって成功させるべく、県民や事業者に対して協力を呼び掛けました。
横浜市では来月20日から22日まで「TICAD（アフリカ開発会議）」が開かれます。
アフリカ各国の首脳や要人が来日するのを受け、神奈川県警の和田薫本部長は今月23日の定例記者会見で警備対策について説明しました。
特定の組織に属さずテロを起こす個人を指す「ローン・オフェンダー」に対しては公安第1課に司令塔機能を設け、銃砲や爆発物などに関する各種情報を収集・分析するなどの対応に当たっているということです。
そのうえで、ホテルや旅館、民泊事業者などに対して客に対する本人確認の徹底をしてほしいと呼び掛けました。
会議が観光地である「みなとみらい」で開催されるため、県警は渋滞などの交通対策として公共交通機関を使ってほしいとしています。
