中曽根青年局長は語気を強めて「限界だ」とも話し、ある種の覚悟のようなものを感じましたが、この異例の“退陣要求”は総理の進退にどんな影響を与えそうなのでしょうか。
森山幹事長は青年局の申し入れをしっかりと受け止めると神妙な表情で聞いていました。
党執行部は8月に行う参院選の総括を踏まえたうえで進退を判断する方針です。
そして鍵となるのは退陣の時期で、中曽根青年局長は今すぐの退陣は求めず、今の執行部で総括をしたうえで、けじめを取るようにと言っていて、青年局と党執行部の考える退陣表明の時期は一致した形です。
また、旧茂木派や旧安倍派などの中堅若手議員が中心となっていた両院議員総会の開催を求める署名集めですが、署名集めをしていた議員が25日午後、必要な3分の1をクリアしたと明らかにしました。
今後、両院議員総会長に開催を正式に申し入れることにしていて、石破おろしの動きは加速しています。