最高気温35.5℃で、2日連続の猛暑日となった東京。
「コーヒー、Too hot!」 「(Q.きょうの気温は?)高すぎる!暑すぎるよ」 浅草の仲見世通りは、日傘をさす人で埋めつくされています。すると取材中に、手元の温度計のアラームが鳴り始めました。「熱中症危険」と表示され、危険な暑さとなっています。 26日は全国で猛暑日が253地点。真夏日が645地点に及んでいます。
福島県の梁川では、最高気温が40℃に迫る、39.9℃。今年、全国の最高気温を更新しています。福島市でも、観測史上最高となる39.2℃を記録。
「身体にこたえる暑さで大変困っている。保冷材など(対策は)色々やっているが、この暑さで全然きかない」 関東で今年最高の気温となったのは、群馬県桐生市で39.2℃です。 猛暑日の仙台市では、炎天下で夏祭りが。各地で災害級の暑さに見舞われています。まさに、灼熱の夏休み。 山梨県内では、鮎のつかみどりに子どもたちが夢中。ただ、甲府では最高気温36.7℃で、7日連続の猛暑日に。7月では最多となる18日目の猛暑日を記録しています。
「熱中症警戒アラート」は東京など、20都府県で発表されました。
命の危険も伴う猛暑のなか、東京都心を走る地下鉄で緊急事態が。東京メトロの「霞ケ関駅」と「日比谷駅」で、冷房の機能が一部停止しています。
地下鉄の利用客 「(Q.駅構内は?)蒸し暑かった」 「電車を降りてから、むっとした感じが」
冷房を供給する施設の設備不良が原因で、復旧のめどは立っていません。
午後4時、東京の浅草周辺には多くの人たちが。
2万発の花火が夜空を彩る夏の風物詩、隅田川花火大会。来場者は去年91万人、おととしは103万人が訪れています。
26日は東京都心で今年最も早い午前7時すぎに、30℃を超えました。
サーモグラフィカメラで撮影してみると、横断歩道の温度は50℃以上になっています。
「めちゃくちゃ暑い。例年より暑い気がする。焼かれるような暑さ」 「(Q.暑さ対策は)扇風機を持っている。絶対に必要。ないと暑くて死んじゃう」
花火の打ち上げが始まる午後7時になっても、30℃を下回らない予想です。