アメリカのトランプ大統領はロシアに対し、ウクライナとの停戦を10日以内に合意するよう求めました。
トランプ大統領 「きょう(30日)から10日後。関税か制裁だ。それがロシアに影響するか分からないが」
トランプ大統領は29日、記者団に対し「プーチン大統領は戦争を続けたがっている」と不満を示しました。
そして、ウクライナとの停戦に合意しなければロシアに制裁を科すとした期限について「きょうから10日後」と表明しました。
当初は「50日以内」として9月初めを期限としていましたが、新たな期限は来月8日を指すとみられています。
トランプ氏はこれまで、新たな制裁としてロシアから石油などを購入する国に制裁関税を課す考えを示しています。
この制裁が原油市場に与える影響について、トランプ氏は「心配していない。アメリカは原油が豊富で生産を拡大するだけだ」と述べました。