埼玉県行田市で下水管の点検中に作業員4人がマンホールに転落しました。1人は救出されましたが、残る3人はまだ救出されていません。
消防によりますと、2日午前9時半前、埼玉県行田市で「下水道の清掃作業時に作業員がマンホールに落下した。姿が見えない」と作業員の同僚から119番通報がありました。
警察などによりますと、当時、マンホールでは4人が作業にあたっていて、このうち1人が救出されましたが、心肺停止の状態で病院に搬送されました。
残りの3人はまだ救出されておらず、連絡が取れていません。
マンホールの中は硫化水素が充満しているため救助が難航しているということです。
警察によりますと、マンホールの中で1人が作業していたところ、落下した音が聞こえたため、3人が助けに行ったということです。