埼玉県行田市で作業員4人がマンホールに転落して死亡した事故で、4人は転落防止のための安全器具をつけていなかったことが分かりました。
埼玉県行田市で2日、下水道管の清掃作業中にマンホールに落下した53歳の男性と助けに入った50代の男性3人の合わせて4人が死亡しました。
清掃を委託された下水道調査業者によりますと、4人は普段着用している転落防止の安全器具をつけていなかったということです。
また、作業を始めた時に内部の硫化水素濃度は基準値内でしたが、事故が起きた時は基準の15倍以上の数値が検知されていました。
業者は謝罪をしたうえで事故原因の究明に向けて調査をするとしています。